・黄金湯温泉旅館
黄金湯の看板が泣かせます 玄関前の大欅の木 湯小屋外観すげえ鄙びっぷり 昔のものが飾られてたり。手前は火縄銃 まん丸の湯船 湯口は親子カエル |
とっても鄙びた温泉旅館。 札幌市内にある温泉旅館の中でも突出した鄙び度を誇ります。おおお! 外見も内部も戦前の雰囲気。レトロそのもの。しかし私は戦後生まれ。どうして戦前風だと言い切れるんだ?え?なんっちゃって問いつめないでね。ま、その辺はノリですから。玄関前の大欅の古木が宿の歴史を物語りますよ。 清掃、管理はしっかりしています。やつれたり寂れているわけではないですし、お客さんも、予想以上にかなりいます。 宿泊料金だって約9000円〜約12000円となかなかのお値段をとるのよ(←正直言って「マジスカ?って感じ」)。私の感覚では、このての旅館ならばせいぜい7500円でしょ。もしかすると、よほど料理がいいのかもしれない。 まぁ、建物外見を見た瞬間、若い人ならひくでしょうね。まちがいない。 ・場所 国道230号線から少しはいる。札幌市南区小金地区。 ・施設 P15台くらい。駐車場に舗装無し。犬無し。日帰り入浴は大人450円 無料ロッカー、有料ロッカーあり。 ・お湯など ここは源泉温度が低いので沸かしてます。循環濾過してます。PH8.35.弱アルカリ単純硫黄泉。乾燥成分は多くありません。 脱衣所に入ると、ぷ〜んと硫黄臭。なかなかいい香り。塩素臭は感じませんでした。 浴室には、とってつけたような小さなジャグジーと、どかんとまん丸な湯船の二つの湯船あり。親子カエルさんオブジェ風湯口からお湯がちょろちょろ。湯船の底がぬるぬるしてるのは?ですけど。 とてもぬるいお湯でした。お年寄りにはやさしい。 微白濁の透明湯には、モール系の温泉によく見られる、ひじきのような湯の華が浮遊し、肌触りはとても柔らかいものです。ほんのわずかにつるつるもします。浴感、かなり気持ちいいのです。いつまでも入っていられる系。 ・感想 昔の湯治場ってこんなだったんでしょうね。それにしても、よくぞ潰れないで営業を継続しているものだと、感心してしまいます。 (H17.4.9入浴) 追記:今はすっかりリニューアルしたみたいです。 |
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